2020年7月2日 (仮訳)中国南西部、雲南省北部および中部産の多孔菌類 Yuan, H-S. & Dai, Y-C. 2008. Polypores from northern and central Yunnan Province, Southwestern China. Sydowia. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/Sydowia_60_0147-0159.pdf [Accessed July 2, 2020] 【R3-07464】2020/7/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省の北部および中部において多孔菌類の調査を実施し、126種を同定した。 ほとんどの種は調査地における新産種として報告された。 そのうちヤナギ属およびカバノキ属樹木の落枝に発生していた菌を検討し、Junghuhnia subnitidaとして新種記載した。 中国雲南省デチェン・チベット族自治州シャングリラ市碧塔海森林公園 (新種) Junghuhnia subnitida H. S. Yuan & Y. C. Dai 語源…Junghuhnia nitida類似の 【よく似た種との区別】 Junghuhnia nitida(ニクイロアナタケ) 子実体が背着生 孔口面が粘土桃色 本種より担子胞子の幅が顕著に狭い 本種と異なり子実層にハイファルペグを欠く Junghuhnia lacera 本種と異なり孔口面が粘土桃色ではなく帯桃黄褐色 本種より孔口の幅が広い 本種と異なり子実体縁部に根状菌糸束を有する 本種と異なりシスチジアが棍棒形ではなくニンジン形 本種と異なりシスチジアが豊富な結晶に覆われる Rigidoporus vinctus(クロニクイロアナタケ) アジアに分布する 孔口が帯桃色 担子胞子が類球形 本種より担子胞子が短い 本種と異なり実質が1菌糸型 本種と異なり菌糸にクランプを欠く ※ほとんどの種が新産種との記述があったが、具体的な種名を特定可能な情報は掲載されていなかった。